OfficeのインストールでExcludeApp ID=”アプリ”の役割

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<ExcludeApp ID=”アプリ” /> に含めたものは、アンインストールされる動作になる?!

本記事では、ODT:Offie展開ツールにおける

ExcludeApp IDの役割について記載しています。

ODTで必要なアプリケーションのみインストールしたい

Officeを利用したい際に、特定のアプリだけインストールしたい場合、ODT:Office展開ツールを利用すると思います。

ODT Office 展開ツールを利用する際に、<ExcludeApp ID=”アプリ” />  で

インストールしたくないアプリケーション指定することがあると思います。

ただ、<ExcludeApp ID=”アプリ” />で既存のアプリケーションを指定して、

他のアプリケーションを個別にインストールしようとすると、

指定された既存のアプリケーションまでも、

一緒に消えてしまうことがあります。

ExcludeApp ID の役割とは

前提として、

ODTは、既存のアプリケーションに上書きインストールするツールです。

<ExcludeApp ID=”アプリ” />で指定されたものは

インストール時にアプリケーションを除外するものではなく、

削除する指示であると思われます。

ODTで必要になったアプリを個別にちまちまインストールする、といったような使い方は難しそうです…。

<参考>

Office 展開ツールの概要 - Microsoft 365 Apps
Office 展開ツール (ODT) は、クライアント コンピューターにMicrosoft 365 Appsをダウンロードして展開するために使用できるコマンド ライン ツールです。 ODT を使用すると、Office のインストールをより詳...

Excel2021 のみインストールしてプレインWord を消す

例)

<Configuration> 
<Add SourcePath="\\server\share" OfficeClientEdition="64">
<Product ID="Excel2021Volume" >
<Language ID="ja-jp" />
<ExcludeApp ID="Word" />
</Product>
<Product ID="VisioProRetail" >
<Language ID="en-us" />
</Product>
</Add>
</Configuration>

Product ID=”アプリ” に指定可能な製品

クイック実行用の Office 展開ツールでサポートされる製品 ID - Microsoft 365 Apps
クイック実行用 Office 展開ツールでサポートされている製品 ID を一覧表示します。

〈参考〉

Office 展開ツールの概要 - Microsoft 365 Apps
Office 展開ツール (ODT) は、クライアント コンピューターにMicrosoft 365 Appsをダウンロードして展開するために使用できるコマンド ライン ツールです。 ODT を使用すると、Office のインストールをより詳...
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