【Error Code: 3399811147】Teams・Outlook【解決策まとめ】ライセンス認証エラー

はじめに
エラー発生状況
原因候補
対処方法
よくある質問（FAQ）
まとめ：根本解決にはWAMとキャッシュのリセットがカギ！

はじめに

TeamsやOutlookで

ライセンス認証エラー（Error Code:3399811147）

が表示されて利用できないことが発生する場合があります。

この記事では、Microsoft 365 アプリ（特にTeamsやOutlook）で

3399811147 エラーが発生した際の原因・対処方法・再発防止のポイントを

わかりやすく解説します。

エラー発生状況

よくあるエラーの場面は下記です。

：

Teams起動時にライセンス認証エラー

Outlook起動時にも同様のエラー

Web版では問題なく利用可能

表示されたエラー情報：

Correlation Id: **********-****-****-****-************

Error Code: 3399811147

Error Tag: 7ita9

原因候補

WAM（Web Account Manager）とキャッシュが干渉 することで発生する問題の場合があります。

この問題の多くは、

Microsoft 365の認証キャッシュやWAM（Web Account Manager）の不具合が関係しています。

また、Windows Update後にエラーが発生するケースもあり、

ローカル認証情報とライセンス状態が不整合になることが主な原因とされています。

対処方法

上から順番に実施してみてください！

① Office から完全にサインアウト

ExcelなどOfficeアプリを起動 → [アカウント] → [サインアウト]

すべてのOfficeアプリを終了

② ライセンス認証状態のリセット（スクリプト使用）

Microsoft公式のOLicenseCleanup.vbsを実行：

Microsoft公式ガイドから「OlicenseCleanup.zip」をダウンロード

解凍して「OLicenseCleanup.vbs」を管理者権限で2回実行（通常+管理者CMD）

③ Webアカウントマネージャー（WAM）のキャッシュを削除
 

以下の5つのフォルダ内のファイルをすべて削除：

%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.AAD.BrokerPlugin_cw5n1h2txyewy\AC\TokenBroker\Accounts
%LOCALAPPDATA%\Packages\Microsoft.Windows.CloudExperienceHost_cw5n1h2txyewy\AC\TokenBroker\Accounts
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\TokenBroker\Cache
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\OneAuth
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\IdentityCache

その後、PCを再起動し、Officeに再サインインしてください。

④ Windows資格情報の削除
 

[コントロールパネル] → [資格情報マネージャー] → [Windows資格情報]

「MicrosoftOffice16_…」や「Microsoft 365」関連の資格情報を削除

再起動後、再サインイン

⑤ PowerShellでWAMを再登録

以下のコマンドを**PowerShell（通常ユーザー権限）**で実行：

Add-AppxPackage -Register “C:\Windows\SystemApps\Microsoft.AAD.BrokerPlugin_cw5n1h2txyewy\Appxmanifest.xml” -DisableDevelopmentMode -ForceApplicationShutdown

【再発防止策】合わせて確認したいこと

項目	推奨設定/確認内容
ウイルス対策	サードパーティ製は一時停止して検証
ネットワーク	一時的に別ネットワークに接続し再検証
クリーンブート	Windowsの起動環境を最小化して確認
Microsoft 365の完全削除	OffScrubC2R.vbsを使用