Office アプリケーションのインストール時に「30015-11」のエラーが表示される場合の対処方法
Microsoft 365 や Office アプリケーションのインストール時にエラーコード 30015-11 が表示されることがあります。
このエラーは、PC 側の環境が原因となっている場合が多いため、以下の対処手順を順番に試してみてください。
■ 1. Windows Update の実行
Microsoft 365 要件として、Windows OS は常に最新の状態である必要があります。
更新可能な Windows Update を実施し、その後 PC を再起動してから Office のインストールを再試行してください。
参考情報:
Windows Updatesをインストールする – Microsoft サポート
■ 2. OS のクリーンブートを実行
常駐アプリケーションやバックグラウンドサービスの影響を排除するため、
一度 OS をクリーンブートで起動し、Office のインストールが成功するか確認します。
参考情報:
Windows でクリーン ブートを実行する方法 – Microsoft サポート
■ 3. ウイルス対策ソフト・他社常駐ソフトの一時停止
セキュリティソフトや他社製ソフトウェアがインストール処理を妨げている可能性があります。
インストール時は一時的に無効化したうえで再試行してください。
■ 4. OffScrub ツールによる Office の完全アンインストール
既存の Office ファイルやレジストリ情報が原因となっている可能性もあるため、
Microsoft 提供の OffScrub ツールを使用して完全にアンインストールした後、再インストールをお試しください。
参考情報:
利用手順概要:
- 上記 GitHub リンクへアクセス
- 「OffScrubC2R.vbs」を開いて「Raw」ボタンを押し、ソースコードをコピー
- メモ帳で貼り付け、
OffScrubC2R.vbs
という名前で「UTF-16 LE」エンコードで保存 - ファイルを実行し、アンインストール完了後は必ず再起動
その後、Office を再インストールします。
参考情報:
Microsoft 365 または Office を再アクティブ化する – Microsoft サポート
■ 5. 新しい OS ユーザー プロファイルの作成
現在のユーザープロファイルに問題がある可能性があるため、新しいローカルユーザーまたは管理者アカウントを作成し、そのアカウントでログオンした状態で Office のインストールをお試しください。
まとめ
Office アプリケーションのインストールエラー「30015-11」が発生した場合は、
PC 環境に依存した問題が多いため、Windows Update、クリーンブート、ウイルス対策ソフトの停止、OffScrub によるクリーンアンインストール、新規ユーザーでの実行などを順に確認しましょう。
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