
スマートフォンで Office Portal やMicrosoft 365 管理センターにアクセスしようとすると、Microsoft 365 Copilot アプリのインストールを求められてしまうことについて。
Android やiPhone でブラウザからOfficeポータル(https://portal.office.com
)やMicrosoft365管理センターにアクセスした際に、これまではブラウザ版から直接アクセスが可能でした。
しかし、現在モバイル端末からOfficeポータル等にログインしようとすると、Microsoft 365 Copilot アプリのインストールを求められることがあります。
一体なぜでしょうか。
原因:MC1041462 の影響
MC1041462 によれば、
モバイル端末の Web ブラウザーにて Microsoft 365 ポータルサイト にアクセスする場合は、Microsoft 365 Copilot アプリのインストールが必要な仕様に変更されたとのことです。
下記に該当MCの内容を抜粋いたします。
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ユーザーは、 m365.cloud.microsoftにアクセスして、モバイルブラウザーでMicrosoft365Copilotアプリにアクセスできなくなります。
m365.cloud.microsoftにアクセスすると、ユーザーはiOSとAndroidにモバイルアプリをダウンロードするようにリダイレクトされます。
これがいつ起こるか:
この変更は、2025 年 5 月 (以前は 4 月) からすべてのお客様に段階的に展開されます。
これが組織に与える影響:
この変更の一環として、ユーザーはモバイルブラウザーで m365.cloud.microsoft にアクセスして Microsoft 365 Copilot アプリにアクセスできなくなります。
代わりに、iOSとAndroidにモバイルアプリをダウンロードするようにリダイレクトされます。リダイレクトの更新に管理者の操作は必要ありません。
準備するために必要なこと:
・今後の変更についてユーザーに通知し、それぞれのアプリストアから Microsoft 365 Copilot アプリをダウンロードするように促します。
・Microsoft 365 Copilot モバイル Web アプリへのアクセスを参照するドキュメントを更新して、新しいアクセス方法を反映します。
・Microsoft 365 Copilot モバイル アプリのダウンロード リンクをユーザーと共有します。
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今後の対応について
MC1041462によって、
今後はアプリ ストアから Microsoft 365 Copilot アプリをダウンロードして、アプリ経由でMicrosoft 365 ポータルサイトにアクセスせざるを得なくなってしまいました。
MC1041462 はどこで確認できるのか
MC~のものはメッセージングセンターより確認可能ですが、
現時点(2025年5月15日)では、MC1041462 を確認できませんでした。
メッセージングセンターは、テナントによって
反映に差があるので、
そのうち、全テナントで確認できるかと思われます。
<参考>
