【Teams】開封確認機能を無効にする方法|メッセージングポリシーで一括設定も可能
Microsoft Teams には、
チャットメッセージの既読を確認できる「開封確認(既読通知)」機能が備わっていますが、
情報漏洩リスクへの配慮や業務効率の観点から、
開封確認を無効にしたい時があります。
本記事では、Teams の開封確認機能を無効にする設定方法を、
ユーザー単位およびポリシー(テナント全体)単位で解説します。
◆ 開封確認の無効化は「メッセージングポリシー」で制御
Teams の開封確認機能は、Teams 管理センターで設定される「メッセージングポリシー」を通じて管理されます。
このポリシーにより、
特定のユーザーやグループに対して、開封確認の有効・無効を柔軟に制御することが可能です。
◆ Teams 管理センターで開封確認を無効にする手順
- 管理者権限のあるアカウントで、Microsoft Teams 管理センター にサインインします。
- 左メニューから [メッセージング ポリシー] をクリックします。
- 開封確認を無効化したいユーザーに適用中のポリシー名をクリックします。
※ 既定の「Global (既定)」を編集するか、新しいカスタムポリシーを作成してください。 - [開封確認] 項目を「すべてのユーザーに対して無効」に設定します。
- 画面下部の [保存] をクリックして変更を適用します。
◆ 開封確認の設定オプションについて
Teams 管理センターでの「開封確認」には、以下の選択肢があります。
- すべてのユーザーに対して有効: 既読状態が常に表示されます
- ユーザーが制御可能: ユーザーが Teams アプリ側で ON/OFF を選べます
- すべてのユーザーに対して無効: 既読通知が完全に無効化されます
組織で統一した運用を求める場合は、
「すべてのユーザーに対して無効」に設定することをおすすめします。
◆ ポリシーの適用対象ユーザーの確認と変更
Teams 管理センターでは、各ユーザーにどのポリシーが適用されているかを確認できます。
ポリシーの変更は、以下の手順で行います。
- 左ペインより [ユーザー] をクリックします。
- 該当ユーザーを検索してクリックします。
- ユーザー設定画面の [ポリシー] セクションで、メッセージングポリシーを変更します。
◆ 反映までにかかる時間
メッセージングポリシーの変更内容がユーザーに反映されるまでには最大24時間程度かかる場合があります。
即時反映されない場合は、時間をおいてください。
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